男性でも女性でも性病になってしまったら自然に回復することはありません。放置することで、いざ治療を受けた際に回復に時間がかかったり、治療に多くの費用が必要になる場合があります。自分が性病の疑いがあると感じたらすぐ診断を受けるのをお勧めします。

性病の疑いがあり診断を受ける女性

性病クラミジアは空咳もあるが自然治癒も

クラミジアは日本で感染者が一番多い性病と認識されていますが、実はもともと「クラミジア」は細胞内に寄生して増える微生物なので性病以外にも、「マイコプラズマ肺炎」と同様に発熱や空咳、痰のある咳鼻水、鼻づまり、ノドの痛みなどの症状を伴う「クラミジア肺炎」を発症させることがあります。

性病としてのクラミジアは性器に発症する性器クラミジアと、オーラルセックスによる咽に感染する咽頭クラミジアがありますが、セックス以外でもクラミジアという病原体の微生物の保有者の咳や鼻水、ツバなどによって飛沫感染し「クラミジア肺炎」になってしまうことになるわけです。但し、男女ともに感染しても自覚症状が無いことが多く、気づかないままパートナーや一般の人にうつしてしまうケースが多く、完治すると再発はしない性病ですが、男女ともに完治していないと再び感染してしまうという厄介な感染症です。

しかし、クラミジアは淋病や梅毒など、比較的激しい症状がでる性病と違って症状が弱く、前途の通り自覚症状が無いことが多く自覚症状があっても軽い症状が殆どで、早期に発見すれば初期であればジスロマックなどのクラミジア感染症治療薬で簡単に治ります。しかも、米国における研究レポートによると、クラミジアに感染した人のうち45%が1年で自然治癒、95%の人が4年で自然治癒していたとの報告があります。

これには風邪薬などの抗生物質を服用したため「たまたま」治ったという説や感染には個人差があり、自己の免疫で治ったとする説があり自然治癒率が4年で95%ということからクラミジアは自然治癒するとする学者が多数派ですが、中には自然治癒しないとする学者もいます。もともと現在でもクラミジアについては、良くわからないことも多く結論としては「クラミジアは自然治癒することが多いが、しないこともある。ただし、正確なことは現在では良くよくわからない」ということになります。